2009年11月01日

龍馬と亀山社中

 「長崎はわしの希望じゃ」

司馬遼太郎『竜馬がゆく』の怒濤編希望の章の冒頭部分

龍馬が亀山社中創設のため長崎港に船で入ってくる場面での印象的な台詞です。


その一節が、長崎港を見下ろす『風頭(かざがしら)公園』の一角にある、

司馬遼太郎『竜馬がゆく』の文学碑に刻まれています。

その傍らには、海をじっと見つめる龍馬の像が建っているそうです。

字体は太ゴチック体。末尾には司馬遼太郎直筆のサインも刻んであるそうです。
 
文学碑の碑文、

 船が長崎の港内に入ったとき、
 竜馬は胸のおどるような思いをおさえかね、
 「長崎は、わしの希望じゃ」
 と、陸奥陽之助にいった。
 「やがては日本回天の足場になる」
 ともいった。
        司馬遼太郎『龍馬がゆく』より


長崎が「希望」の地であり、また「日本回天の足場になる」という表現は、

龍馬と長崎との強い絆、そして幕末日本史上における長崎の歴史的意義を見事にとらえています。

文章自体が明るさに満ちあふれていて、読む者に明日への希望と夢の大切さを感じさせてくれます。

常に前向きで逆境にも負けない坂本龍馬という人間の生きる姿勢。

不況の大嵐のような今のご時世だからこそ、この龍馬の存在に癒される思いがします。

 
龍馬も立ったであろう風頭公園で、司馬遼太郎の一文を味わってみたいものです。

長崎散策への思いが、さらに深まってしまいます。

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kurakura99 at 22:17コメント(0)トラックバック(0)歴史の中の亀山社中  この記事をクリップ!

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